仙台の墓石施工事例|インドM-10×カンボジアOW-1でつくるシンプルで存在感のある墓石

お客様の希望
今回ご紹介するのは、4尺6寸×4尺9寸の墓所に建立した墓石です。
お客様からいただいたご希望は、「お手入れがしやすく、かつ安っぽく見えない、他にはないデザインの墓所にしたい」というものでした。
この要望にお応えするため、矢口石材が特に力を入れたのが「デザイン」「文字のバランス」「墓所全体の統一感」の3点です。
使用石材:本体にインド材M-10、外柵にカンボジア材OW-1
墓石本体には、黒系でありながら光の当たり方で緑味を感じられるインド材M-10を使用。単なる黒としてではなく、その色味を個性として生かしました。
外柵には明るい色調のカンボジア材OW-1を合わせ、黒と白のコントラストを演出。ただし単に色を対比させるだけでなく、石の面積・高さ・形を調整し、本体と外柵のどちらか一方だけが目立たないよう、墓所全体としての調和を意識しています。
外柵をコンパクトにしても、存在感は失わせない
近年増えている「必要な大きさに抑えたすっきりした墓所」というニーズに応え、外柵は必要以上に大きくしない設計としました。
小さくすると簡素に見えがちですが、今回は石の量で存在感を出すのではなく、形・高さ・色・余白のバランスによって存在感を作り出しています。
こだわりの核心:全体のバランス
石塔・台座・花立・香炉・外柵・床面、そして文字まで含めて一つの墓所として完成します。今回は特に、
- 本体と外柵の大きさ・色の割合
- 各部材の高さと左右のバランス
- 文字の大きさと位置関係、石との余白
といった細部まで確認しながら設計しました。
文字も墓石デザインの一部
正面の文字や家名は、大きさや位置がわずかに変わるだけで墓石全体の印象が変わります。特に黒系のM-10では文字の見え方が印象を大きく左右するため、「どんな文字を彫るか」だけでなく「どこに、どの大きさで、どう配置するか」まで含めてデザインしました。
まとめ:「大きいお墓」ではなく「まとまりのあるお墓」
装飾を多く加えないシンプルなデザインだからこそ、石種・形状・文字・余白、一つひとつのバランスがそのまま印象を左右します。
お手入れのしやすさを保ちながら安っぽくせず、コンパクトでありながら存在感を持たせる——今回の施工は、そうしたご要望に「デザインとバランス」でお応えした事例です。
矢口石材では、石選びだけでなく、形・大きさ・配置・文字・余白まで含めた「墓所全体」のご提案を大切にしています。「シンプルだけど安っぽくしたくない」「他とは違うデザインにしたい」など、ご要望がございましたらぜひご相談ください。