故人との関係は、亡くなってからも続いている
映画の中では、遺族それぞれが抱える後悔や感謝、言えなかった言葉が描かれていました。
もっと優しくすればよかった。
きちんと感謝を伝えればよかった。
本当は仲直りしたかった。
その感情は亡くなった瞬間に消えるものではありません。
石材店という仕事は、葬儀の後に関わる仕事です。
映画を鑑賞して改めて想いました。お墓を単なる石ではなく、遺族が故人との関係をこれからも続けていく場所なのだと、強く感じました。
納骨の場面で、ご遺族が手を合わせる姿
追加彫りの戒名を確認するときの静かな時間
建立後、初めて手を合わせる瞬間
そこには必ず想いがあります。
私たちの仕事は故人の人生を石に刻み、ご家族の想いを未来へつなぐ仕事
一件一件のご縁を、より丁寧に向き合っていこうと改めて感じる機会となりました。
映画「ほどなくお別れです。」静かに、しかし深く心に残る作品でした。



